夫婦円満の秘訣とは

厚生労働省の令和2年度の調査によると、6割を超える夫婦が働きながら家事や育児に奮闘しているというデータが出ています。
一方、女性は妊娠判明から育児中にかけて、夫への愛情の2割が失われるとのデータが問題視されているのが実態です。
妊娠中や育児中の接し方で、今後の夫婦生活が円満に過ごせるかが決まると言っても過言ではありません。
特に共働きは夫婦が一緒に過ごせる時間が少ないため、冷え切った関係にならないよう注意が必要です。

夫婦円満を維持する秘訣は、家事や育児を分担して密なコミュニケーションを取ることだと考えられています。
人は話し合いの中で相手を理解し、絆を深めていくものです。
会話の時間がなくなると相手を理解できなくなり、孤独を抱えて愛情不足になってしまいます。
それが、夫婦仲が冷え切ってしまう要因の一つなのです。

また、女性は家事や育児の負担について不満を抱えてケースが多く、共働きの場合は特に男性も手伝ってほしいと考えます。
しかし、その手伝う基準が男性と女性で違っており、家事や育児でやるべきことは男性が考えるよりも実際は多いのです。
女性がどれほどの作業を行っているのかをリスト化すると、男性もしっかりと作業工程を把握できます。
朝から晩までにすべきことを書いて、見える化してみましょう。
そしてコミュニケーションを取る方法については、家事や育児を2人でよく話し合うことが挙げられます。
毎日意識して話し合う時間を設けることが、夫婦円満の秘訣です。